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2009/03/29 シルク・ドゥ・ソレイユ : コルテオ を観てきた
へたしたら10年振りくらいかもしれないが、原宿に行ってきた。
シルク・ドゥ・ソレイユのコルテオを観るためだ。
(いやしかし原宿は人が多いね。しかもあの人間層。今後も特別な必要が無ければ来ないだろう)
ZEDが非常に良かったこともあり、今後はシルク・ドゥ・ソレイユが来るたびに観に行って
しまいそうな気分。
途中に30分の休憩を挟んで計2時間半のショーは、全然長さを感じさせない。
次々に演目が変わり、華麗な演技に心を奪われ続ける。
個人的には、テレビで初めてシルク・ドゥ・ソレイユを見た(「オー」とか「キダム」だった)
ときからその「空中」の使い方があまりにも美しくて、これを既存の「サーカス」という言葉の
概念にはめることがうまくできなかった。
全く別の劇場芸術。そういう質的な隔たりがある。
そしてコルテオも期待を裏切らなかった。
こんな気持ちになれるものが、他にどれだけあるだろう?
観劇はまさに幸福そのものだ。
強いてどちらかといえば、自分としてはZEDの方が好みだ。
コルテオは本拠地での開演から数年間を経て、傑作との評価を確立してから東京にやってきたわけ
ですが、東京の常設会場でまさに世界に向けて発信しているZEDはそれに全くひけを取らない
ばかりか、ある意味では遥かに上回って美しい。
コルテオも最後には猛烈な拍手が鳴り止まなかったけれど、ZEDの終わりでは観客総立ちで
文字通りのスタンディング・オベーションだった。
とにかくシルク・ドゥ・ソレイユをお勧めする。
とにかく。
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